風吹 け ば 沖 つ 白波 たつ た 山 夜半 に や 君 が ひとり 越 ゆ らむ。 風流錦絵伊勢物語 「ぬ」 竜田越え

風吹けば沖つ白波龍田山夜半にや君がひとり越ゆらむ(伊勢物語): 古典・詩歌鑑賞(ときどき京都のことも)

けれ=過去の助動詞「けり」の已然形、接続は連用形 ど=逆接の接続助詞、活用語の已然形につく そうではあったけれど、 このもとの女、 悪しと思へ る けしきもなくて、 出だしやり けれ ば、 悪し=ク活用の形容詞「悪し(あし)」の終止形、悪い。 と詠んで贈った。 シテ「筒井筒。 月ぞさやけき。 かかる=ラ変動詞「かかり」の連体形、このような、こういう に=断定の助動詞「なり」の連用形、接続は体言・連体形 や=疑問の係助詞、結びは連体形となる。 例:あしひきの 山鳥の尾のしだり尾の なかなかし夜を ひとりかも寝む 「あしひきの 山鳥の尾のしだり尾の」までが「長々し」の序詞 【枕詞・枕言葉】 昔の歌文、特に和歌に用いられる修辞法の一つで、特定の語句に冠して、これを修飾したり語調を整える言葉。

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古文スキルアップ 掛詞 ~ダジャレですね~

ちなみに、掛けるテクニックは一つだけとは限りません。 【真名本】 昔、 鄙 ( いなか ) 活 ( わたら )ひしける人の子ども、 鞆井 ( ゐ )の 許 ( もと )に出でて遊びけるを、 長 ( おとな )になりにければ、 壮士 ( おとこ )も女も恥ぢかはしてありけれど、 夫 ( おとこ )はこの女をこそ得めと思ふ。 (どうして)〜ているのだろう、(〜だから)〜ているのだろう 3. 深い沈黙が辺りを包み込んだころ、美代子は静かに口を開いた。 四首目の「つかのまも」から六首目の「あふことの」までは、たましいと出会った際、男が「一緒に居ようと約束しました」といい、もう一人が「思いを比べようとしたが、勝敗も無くこうして果てました」と告げる。 現在の原因推量 3. 下歌「唯いつとなく一筋に頼む仏の御手の糸導きたまへ法の声。

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伊勢物語『筒井筒』解説・品詞分解(2)

<前栽の中に隠れゐて、>とあるが、男はなぜ前栽の中に隠れていたのか? A. これメチャクチャ面白い! と誰かに勧めるタイプではないですね。 (いえ、あなた以外いません。 普通は五音であるが、三音、四音、七音のものもある。 信治は身構えるでもなく、ただ美代子からのアクションを待っている。 ゆくへは西の山なれど。 シテ「風ふけば沖つ白波立田山 地「夜半には君がひとり行くらんとおぼつか波の夜の道。 井のもとにいでゝあそびけるを。

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【古典文法】助動詞「らむ・けむ」

これは同時に前半の物語を和歌によって状況説明したものにもなっていて、女性の和歌も生きていた頃の思いと、それから今の思いを総括して「あふことの」の和歌を詠んでいる。 目が覚めてから、夢だったろうかとも思ったが、太刀は実際に貸してやったらしくそこにない。 美代子は目をこすりながら携帯を見た。 地「つゝゐづつ。 だから女の墓を真ん中にして、左と右にそれぞれ、男の墓は今でもあるという。

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伊勢物語『筒井筒』現代語訳(1)(2)

結婚~不倫~改心 さて、年月が経ち、 女は、 親が亡くなり、 頼るところのない生活になってしまったので、 (男としては)一緒に貧乏なままでいられるかということで、 河内の国の高安の都に、通い行く女ができた。 そのうち、夫の方が妻に気づいて、自らの境遇に恥じ入って、葦を捨てて逃げて、家に飛び込んで、かまどの裏に縮こまってしまったのだった。 風が吹くと沖の白波が立つ。 友達かたらひて。 住み給ひしに。 それが分ると、前半部分が究極的には女性の心情とその死をテーマにして、描かれたものであることが、黄泉のせせらぎの、かすかに聞こえてくるようになる。 女のおやなくなりて。

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伊勢物語『筒井筒』現代語訳(1)(2)

『古今和歌集』でさかんに用いられたパターン。 考査への対策としては、教科書に載っている「序詞」を含むとされる歌を暗記しておき、それ以外を「掛詞」として覚えておくか、もしくは逆の方法をするか・・・・。 さすがに、つねに天皇の顔を見ない訳にはいかなかったので、彼女はこの世に生きていられない気持ちがして、夜ひそかに抜け出して、猿沢池(さるさわのいけ) [奈良市興福寺のかたわらにあった池]に身を投げてしまった。 ) ワキ詞「是は諸国一見の僧にて候。 妹背をかけて弔らはん。 まるで悪びれた様子のない信治に近づいていき、美代子は腰に手をあてた。

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【古典文法】助動詞「らむ・けむ」

さりけれど、 そうではあったけれど、 このもとの女、悪しと思へるけしきもなくて、出だしやりければ、 このもとの女は、(男が河内へ行くのを)嫌だと思っている様子もなくて、(男を)送り出していたので、 男、 異 こと 心 ごころ ありてかかるにやあらむと思ひ疑ひて、 男は、(妻も)浮気心があってこのよう(な様子)であるのではないだろうかと思い疑って、 前栽 せんざい の中に隠れゐて、河内へ 往 い ぬる顔にて見れば、 庭の植え込みの中に隠れていて、河内へ行ったふりをして見ていると、 この女、いとよう化粧じて、うちながめて、 この女は、たいそう美しく化粧をして、(物思いに沈んで)外を眺めて、 風吹けば 沖 おき つ 白 しら 波 なみ たつた山 夜半 よは にや君が ひとり越ゆらむ 風が吹くと沖の白波が立つという、その龍田山を、夜中にあなたはたった一人で越えているのだろうか。 するとその女が、大和のほうを眺めながら、 あなたのいるあたりを眺めているので、雨が降ろうと、生駒山を雲よ隠すな などと言って寄越すので、大和に住む男も「行こう」と言った。 女が業平の墓に回向する様子をみて、僧は不審に思って尋ねかける。 確かに、この線引きはとっても難しいんですよね。 「縁語になっているからどれか掛けている」という判断は正しいですが、「掛詞になっているから縁語」とは限らないので注意しましょう。 便宜、手段。 ] と詠んで、墓を作らせてお帰りになられたそうである。

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古文スキルアップ 掛詞 ~ダジャレですね~

「妹を見ざるまに」はあらず。 地クリ「昔在原の中将。 いかさま故ある御身やらん。 頭には初冠をかぶっている。 けれどもその後は、続けて召さなかったので、限りなく悲しい思いに彼女は囚われたのだった。 それゆえに紀氏を名乗るのではなかろうか。

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